火葬式の特徴のひとつは、葬儀の内容が非常にシンプルで負担が少ないことです。
通夜葬儀・告別式を行わないので、式場で葬儀の準備をする必要がありません。一般的な葬儀に比べて逝去から火葬までの時間が短いのも特徴です。
そして最期のお別れは、火葬炉の前で行われるため、参列者は人数が限られます。
必然的に、葬儀の案内をする方が少人数になるので、一般的な葬儀に比べて案内の負担も抑えられます。
では、火葬式ではどの程度出来ることがあるのでしょうか。
火葬式では、火葬直前に少しの時間棺の蓋を開け、お花や副葬品を入れてあげながら最後のお別れをしていただきます。
最後に言葉をかけてあげたり手紙を入れていただいた後に、火葬となります。
通夜葬儀を行うような施設を借りる訳ではなく、火葬炉の前でのお別れですので、ゆっくりとお別れのお時間は取れません。また、火葬、収骨後の食事もありませんのでご注意ください。
故人様を炉に納めた後に、お寺様にはお経をあげていただきます。
火葬場により異なる場合がありますが、お別れの時間は10分程度です。